ヒカルの碁 第七十三局 「進藤対塔矢」

あらすじ

ヒカルの気合

ヒカルが棋院に行くと、倉田に会い世間話をします。ヒカルは倉田に、「倉田さんがアキラを倒してくれたおかげで一次予選で自分と対局することになった」とお礼を言います。

復活したヒカルの様子を周囲は頼もしく思っており。原因はわからないけど、休んでいた間に何かが吹っ切れたようだと言います。ヒカルは確実に力をつけているようですし、気合も十分のようです。

ついに対決

そして、ついにアキラとの手合いの通知が届き、二週間後に対局が迫ります。ヒカルはアキラの対局記録を分析し対策を立てます。そして、アキラが打ちたかった佐為は自分の碁の中にいる、これからもずっと対局しようと意気込みます。

学校帰り、アカリはヒカルを見つけアキラとの対局について尋ねます。ピリピリした雰囲気のヒカルですが、アカリと打てば気がまぎれるかもしれない、と言い二人は銀杏並木を歩いていきます。お互い変わりつつも仲の良さは健在のようです。

待ちに待った日

アキラとの対局の日、ヒカルに会った和谷は伊角のプロ試験合格確定を知らせます。ヒカルは大喜びしますが、そんなところにアキラがやってきます。いよいよ対決です。

「やっと対局できるな」というヒカルに対しアキラは「君との対局は囲碁部の三将戦以来、二年四ヶ月ぶりだ。」二人はそれぞれ、出会ってからこれまでのことを回想し、席につきます。

「今日は俺の力を見せる番だ」とヒカルは宣言し、勝負を挑みます。 

みどころ

ついにヒカルとアキラの対局になりますが、その他の部分もみどころ十分です。

結局どういう関係なのかわからないヒカルとアカリの関係も、新しいものになりつつあるとやんわり描かれますが、ヒカルの方は相変わらずとも言えますね。しかし、アカリのいうとおりプロが板についてきたのは確かなようです。

越智とアキラの会話についても非常に緊張感のある場面として描かれます。院生仲間だった面々にとっては、アキラとヒカルとの関係はいまだに不明であることが描かれます。

そしてついに対決の時、お互いがこれまでの二年四ヶ月に思いを馳せるシーンは胸が熱くなりますし、対局が始まってからの展開も鳥肌ものです!!

最新情報をチェックしよう!