あらすじ
一組への昇格と和谷の推理
スランプを克服したヒカルは一組に昇格します。初戦と、二回戦の福との対局でヒカルは勝利して活気付きます。が、三回戦の相手は和谷でそう簡単いは勝たせないと和谷は言います。
翌日、棋院い行くと和谷がネット碁について話してます。そして、ヒカルとsaiの話になり最強であることや正体が謎であると和谷は言います。そして和谷は、自分がチャットでsaiから声をかけられた数少ない人間であると語り、子供みたいなコメントだったと言います。ピンと来たヒカルは「zeldaって和谷だったのか!」と思わず言ってしまいます。
和谷との対局と推理からの逃れ
和谷はヒカルがsaiなのではないかと疑いながら対局をします。和谷もヒカルもsaiについての発言によってなかなか集中できません。お互い調子を崩したこともあり、和谷はヒカルに負けてしまいます。対局後、和谷は「お前はsaiの弟子だろ!」と詰め寄ります分析します。ヒカルも佐為も和谷の勘の良さに驚きつつも、ヒカルはなんとか上手く誤魔化します。和谷は納得しないながらも、「良い碁だった、布石面白かった。いつかsaiのように強くなるかもな」と言ってくれます。
若獅子戦へ
四連勝したヒカルですが、その次から連敗を重ね、自分でも強くなっているのかどうかわからない日々が続きますが無事、一組16位に入ることとなり若獅子戦に出られることとなります。
棋院では、塔矢アキラがプロの世界に入り、緒方九段と改めて挨拶を交わします。葉瀬中では筒井と加賀の卒業式でヒカルは二人に挨拶をし、これからの心意気を新たにします。
みどころ
前回のスランプを乗り越えて一組に入ることになり、院生編で関わることになる主要人物たちと本格的に交流していきます。勢いに乗るヒカルが勝ち進むシーンはなかなか面白いです。
三回戦で当たる和谷とzeldaのフラグがここで回収されます。なんとかその場しのぎの嘘で誤魔化しますが、和谷がかなり勘が鋭く、saiについても注目していただけあってかなりハラハラさせられます。うろたえる佐為がとても可愛いですね。
そして卒業式は前を向くヒカルを意識しているのか、エモい演出のわりに非常にあっさりと終わってしまいます。最後の最後まで筒井は良い先輩で、加賀はつくづくかっこいい男ですね。アキラもヒカルも前を向き進んで行く中で、エンディングとともに少しだけ描かれる卒業式はかなり印象的でしょう。