ヒカルの碁 第十六局 「saiはだれだ」

あらすじ

ネット碁とzeldaとの会話

ヒカルと佐為はネカフェで国内外の人を相手に囲碁をしますが、コメントやチャットは一切反応しない方針でネット碁をやっています。そんな中、前に見た「zelda」という人物と対局をしますがその相手は投了します。佐為が相手の強さに感心していると、「zelda」から自分が院生であるという内容のメッセージが送られて来ます。

場面はプロ試験の予選に変わり「zelda」本人とされる和谷が登場します。対局の休憩中に和谷はネット碁でsaiに負け、「強いだろ俺」と言われたことを蒸し返し、その場にいたアキラは「プロの人がそんなことを言うだろうか」と気になります。

謎の棋士sai

一方、インターネット囲碁の業界において謎めいた最強の棋士としてsaiは話題の中心になっており、日本で開かれると言う国際アマチュア囲碁カップでsaiの事が何か分かるかも、と世界中の人たちがsaiに関心を寄せます。saiを注目している和谷は、その正体が夏休み中の子供なのではないかと考え始めます。

saiに関する噂で持ちきりの中、国際アマチュア囲碁カップが開催されます。手伝いに来ている和谷も含め、選手たちはsaiの事で頭がいっぱいです。和谷も選手たちも、大会にsaiが参加していないか詮索を始めます。

みどころ

saiをめぐる推理や周りの反応が描かれる回です。ついに「zelda」こと和谷が登場しました。さらっとアキラも登場しますね。

この和谷はかなり鋭い人間で、saiの正体をいち早く学生だと見抜いた人物です。今後ヒカルと深く関わるキャラクターの一人です。

それにしても、saiの名前は世界レベルで噂になっている事など、インターネットを通じた囲碁に関する作者の想像力の具体性というか考察の鋭さというものがわかります。

時代を感じさせつつも、今なお新しい発見や考察ができるのも、このアニメの面白さの一つだと思います。

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