スマホ時代の 6か国語学習法! 舛添要一

超絶エリートの赤裸々奮闘記

「なぜこの国はこの人を政界から追い出してしまったのか?」というのが、読んだ1番の感想です。むしろ、「この人無くして日本の外交は大丈夫なのか?いや、ダメだろ!」とさえ思いました。

この本の本質は語学習得のノウハウにはなく、舛添要一という一人の超絶優秀なエリートの外国語を通した奮闘記であり、自叙伝であると言えます。

「なぜ私がこんなに外国語ができるのか?」さも自慢げに書いているのだろうなぁ、とタカを括っていた自分が本当に恥ずかしくなりました。

後半のノウハウも非常に役に立ちますが、絶対に後悔はしないので、前半の部も読んでください!舛添さんガチですごい人!

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外国語を習得するには?

基礎力と精神力?

ご本人が外国語を習得した経緯から分かるように、舛添さんは非常にオーソドックスで、「外国語」習得の王道を推奨しています。教科書を利用した基礎力の養成や、独学に関する難しさや心構えを解説しています。

外国語習得の肝となる10の原則と10の注意点について、実体験を元に語っているので説得力があります。やたらと「会話」を重視する最近の外国語教育業界にも警笛を鳴らしていて、非常に興味深い内容です。

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現代の日本人がわかっていつつも実践しない学習法?

舛添さんの学習法の解説は、かなり耳の痛い内容です。ネイティヴ至上主義や、会話・オーラルコミュニケーション偏重の傾向に関する舛添さんの異議や意見は、納得させられます。

単語の練習や辞書を読むことなど、日本人が英語教育の中でウンザリさせられてきた要素をかなり高く評価し、巷で宣伝されているような「魔法の」学習法的なものを評価しつつも、そういった学習法にはかなり慎重派の様子です。

詳しくは是非実際の書籍で確認ください!まじで!

スマホ時代の学習法

本の中の最後のわずかな所に、やっとスマホを使った学習ノウハウが掲載されています。なんと、この本2020年に出版されていて、そこらのオジサンの書いた本ではなく、最新の情報が満載の本です!さすが舛添さん!

色々あって、政界を離れましたがSNSは活発のようで、外国語学習に役立つというよりも本人がどういった意識で海外の言語を駆使し、ニュースを見たり発信しているのかがよくわかります。

とにかく、騙されたと思ってこの本を読んで、舛添さんのアカウントをフォローしてみると面白いと思います。

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