原作は「矢沢あい」による2000年から発売された漫画で、現在21巻まで出ており、2009年から休載が続いています。
2006年から2007年3月までの4クールに渡って放映され、漫画版での11巻までに相当する部分がアニメとして作成されています。
人間ドラマを彩る声優陣
主人公の二人、大崎ナナと小松奈々をそれぞれ、朴璐美とKAORIが担当し、クールでカッコイイ系のナナと、ハチ公こと天然系の奈々の対比がこのアニメの魅力の一つとなっています。
男性陣はレンこと本城蓮を木内秀信、ノブ(寺島伸夫)をガンダムやドラえもんでお馴染みの関智一、シン(岡崎真一)を石田彰、タクミ(一ノ瀬巧)を森川智之が担当しています。
恋愛が絡む人間ドラマがメインに描かれる作品だけあって、実力者揃いの布陣で非常に楽しめる作品です。
こだわりに満ちた主題歌
「NANA」はバンドものアニメの中でも、群を抜いて音楽にこだわって作られており、主人公大崎ナナの歌唱は土屋アンナが、芹澤レイラの歌唱はOLIVIAが担当しています。声優陣ともキャラクターともマッチというより、この二人はこのアニメのための歌手なのでは?というほど素晴らしいキャスティングです。
それぞれ、「ANNA inspi’ NANA (BLACK STONES)」、「OLIVIA inspi’ REIRA (TRAPNEST)」名義で歌が出ており、どの曲も大変な名曲でホフマンは愛聴しています。主題歌、キャラクター、キャスト陣がここまで一体となって完璧な作品は他にはありません。