「あらすじ」と「みどころ」
「ねぇナナ、私たちの出会いを覚えてる?私は、運命とかかなり信じちゃうたちだから、やっぱりこれは運命だと思う。笑ってもいいよ」
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前回までのナナの回想や過去とは打って変わって、奈々の上京が描かれます。第6話にして「序章のまとめ」とも言うような話です。
回想という形で語られた第1話と同じ時期、同じ出来事の話ですが、より客観的に描かれているのがこの回です。東京にいる章司の状況も描かれながら、ナナの上京がいかにテキトーなものであるかがわかります。
上京からナナと奈々の再開の直前までが復習のように描かれますが、アパートを巡る回想に挿入されるラストとエンディングの演出はなかなか泣かせるものがあります。
こうした回想がメインの物語でありながらも、「ここまでのまとめ」のような話が挟まれることによって、回想の入れ子というか、想い出のかけらというか、そういったものを見ている側の心の奥深くに感じさせるようで、私がこのアニメを好きな理由の一つです。
「ねぇ、ナナ。あの川縁で肩を並べて、水面を彩る光を見たよね?あの頃口ずさんでいたメロディーを、もう一度聞かせてよ。」
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