あらすじ
夏休みは終わり葉瀬中囲碁部は再開し、ヒカルは強くなったなと三谷に言われます。ネット碁ができなくなったため、ヒカルは家で佐為と対局すべく碁盤を手に入れようと思い立ち、おじいさんに碁盤をねだるべく、ヒカルは互先での勝負を挑みます。一方で、佐為は自分が現世に止まる意味に思いを馳せます。
おじいさんは、囲碁を始めてまだ1年のヒカルの強さを認め、足つきの碁盤(5万円)を買ってあげることにします。碁盤を見た佐為の興奮っぷりが可愛いですね。お待ちかねの佐為とヒカルは初めは難航を極めますが、佐為が扇を使って打つ場所を指し示すことで解決します。
葉瀬中囲碁部では筒井が顔を出しに来ており、ヒカルの成長に驚きます。一同は海王との戦いに負けてしまった大会を回想し、次は優勝したいと意気込みます。また、アカリの通う囲碁教室でも囲碁部でもヒカルの上達は関係者を驚かせるようになります。
さて、ある日ヒカルが書店で参考書を探していると、海王中の大将だった岸本に遭遇します。時間があるかと訪ねられこの回は終わります。
みどころ
碁盤を手に入れることで、佐為と打てるようになるということ、そして夏休み中にsaiとしての佐為を見ていたことがヒカルの囲碁の力を大きく飛躍させたことがわかる回です。
間接的に様々な方法でヒカルの囲碁の上達ぶりが鮮やかに描かれる回であり、そしてヒカルが次こそは中学校の囲碁大会で優勝しようと意気込むシーンも印象的です。
アカリの囲碁教室での対局では物語の最初期に出てきたキャラクターが登場するなど、懐かしさを感じさせる回でもありますね。
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