あらすじ
葉瀬中囲碁部へ!
ヒカルが葉瀬中に入学するところから話は始まりますが囲碁部は部員集めに奔走します。そんな葉瀬中囲碁部に海王中からアキラが来訪します。
ヒカルに執着するアキラは、学校の囲碁部に入部するというヒカルに対して疑問を持ちます。一般的にプロを目指す生徒は学校の部活動には参加しないからです。そしてヒカルに対して自分の思いと、対局の希望を伝えます。
アキラとの決別
それに対しヒカルは「お前とは打たない」と言い、囲碁部で活動する事を伝えます。大会に出るため、という建前の裏には、自分が佐為の力無しでアキラと戦える力をつけてから戦いたいという本音があります。
ヒカルの言葉を聞いたアキラは、大会でヒカルと対局すべく、海王中囲碁部に入部します。海王中囲碁部にとっては、レギュター枠が一つ減るという大事件となります。
海王中囲碁部では顧問のユン先生はアキラとの対局の中で、日本の囲碁界の状況と、以前の大会で海王中を負かしたヒカルについて語り、アキラは闘志を燃やします。
みどころ
創部まもない葉瀬中囲碁部に対して、新入生で17人という私立の新学校である海王中の対比が描かれるとともに、アキラのヒカルへの並々ならぬ感情と執着が見て取れます。
ヒカルの「お前とは打たない」という発言には、自分で囲碁を打ちアキラと戦いたいという意思が感じられます。葉瀬中囲碁部の雑談では、頭の良さと囲碁の力は必ずしも関係がない事が描かれており、ここも重要なポイントの一つです。
前話までの大会でも描かれていた、海王中顧問のユン先生も隠れたキーパーソンです。日本と韓国の囲碁界の違いや、ヒカルの実力をいち早く見抜いた人物として描かれます。教育者とだけあって、かなりのいい人です。
リンク