ヒカルの碁 第四局 「将棋部の加賀」

あらすじ

名人との対局

名人のように打ちたいという思いから、それとなくサマになった打ち方をしたら、佐為が体を乗っ取ったと勘違いしたヒカルは怖くなって逃げてしまいます。

葉瀬中での出会いと加賀との対戦

後日、後に進学する葉瀬中の創立記念日に顔を出したヒカルは囲碁のブースで詰碁をします。そこでの景品、塔矢名人の詰碁集をヒカルは狙います。

そこに、いかにも問題児そうな加賀が現れますが、塔矢アキラと囲碁に対して並々ならぬ感情を持っているようです。どうやら塔矢アキラとの間に苦い過去があるようです。

加賀の挑発にムキになったヒカル、佐為は加賀と対局することとなります。加賀は塔矢アキラには及ばないものの、佐為はその手筋を気に入ります。

ところが、集中を乱されたヒカルは、佐為の言った場所とは違うところに石を置いてしまい打ち損じてしまい、形成は一気に加賀に有利になります。

みどころ

なんとなく、ヒカルの天性の才能を感じさせる描写があり、塔矢名人が何かを感じる場面は、後半につながる描写です。

加賀は子供の囲碁業界での一人の犠牲者として、塔矢アキラという絶対的な存在に涙を飲み、囲碁から離れてしまった一人として描かれます。この、加賀はなかなかの曲者ですが囲碁の力は確かなものとして今後も登場します。

ヒカルの何気ない不注意な一手によって形成が傾くという、囲碁の一手の重要さもしっかりと描かれる非常に重要な回です。

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